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【婚活塾】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

久しぶりに本を買って読んだ。
といっても、時々雑誌社から

「識者に聞く、年末年始にお勧めの書籍」

で選ばれるようなものではなく
婚活に励んでいる友人女子宛に
私の友人が貸してあげていた「スパルタ婚活塾」だ。

「えーーーー もっと真面目な経済本とか読めよ」

「てか、経済本も読む時間ない、とか言ってなかった?」

というお叱りの声が聞こえてきそう、というか聞こえているが
いいんです。読みたいものを読むのです。

ということで読みました。
どうも、この本、2016年にドラマ化してるんですね。
(https://www.tbs.co.jp/watashi_kekkon/)
見たこともある人もいるかもしれないし
見ていない人もいるかもしれないので余り詳細には書きませんが

女性の婚活のアドバイザーは女性がやっていることが多いが
女性に男性の気持ちが分るはずがないので
男目線でどうすれば男にモテる女性になるか?
のテクや心構えを女性向けに書いた指南本です。

で。

読みましたが、なんといいますか
昔流行ったいわゆる面接本みたいな感じなんですよね。
私も就活の時にメンタツ始め、いろいろ読みましたけど

「あなたの長所(短所)は?と聞かれたら
長所の場合は短所、長所の場合は短所を答えましょう。

その『ギャップ』とそのギャップを埋めるロジックが
面接官の心を捉え、『お、こいつ面白いヤツ』となります」

的なことが書いてありましたが、これの男女版です。

いや、捉えませんし、ならないす。
あざと過ぎる。あざとい手法が使えるのは、田中みな実と子犬だけだ。

ただ、「男を落とす」ためにやらなければならないこと
なぜそれをやらなければならないか?
が論理的に構成されているため、読み物として非常に面白い。

また、紹介されるノウハウがダメかといえばそうではなく
なるほどな、確かに自分もそれで恋に落ちた(落とされた?)
こともあるし、確かに愚直に行えば効果はあるかも?
と思うことも多かった。

逆に、そのときの女子はそういうことを考えてデートしていたのか?
あるいは考えずに自然体でそういうことをしていたのか?
と思うと、考えさせられるものがありました。

これ、かつて働いていた投資銀行を辞めて
合コンアドバイザーをやってる人を思い出しましたが
こちらは「どうしたら女性にもてるか」のアドバイザーで
結構ビジネスとして成功しているみたいですけれど

「文章にし難い恋愛テクのロジックを構築し
文章として成立させているところ」

がスパルタ婚活塾と同じ感じがしました。

でもなぁ。

結局、こういった自己啓発本ってそれを読んで一念発起し

「よしやろう」

と、鉄の意志を持ってやらないと効果は出ないんですよね。
私も何回、英会話教室に通ったことか...

今日はいい天気ですね!
まだ息苦しいのは治りませんが、今日もよろしくお願いいたします。