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【貨幣博物館】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

済みません!

朝から取材をたくさんいただいため
こんな時間になってしまいました。

さて。

昨日は勤労感謝の日ということで
勤労の結果得られるお金について学びたい
ということで、娘を連れて「貨幣博物館」に行ってきました。
日銀の横にあるんですけど、入場無料です。

ただ、さすが日銀ですが
入るときには空港のような手荷物検査がありました。
以前、政井日銀審議委員と面談するときに日銀に行って
この手荷物検査があって「おお」って思いましたけれど
博物館でもなんでこれ、やるんだろうか?
とにかく警備が厳重でした。

なぜか、といえば結局博物館の中に
古銭とかを展示してあるので
それの盗難防止なんだろうな、と思います。

説明はへーって思うものが多いのですが
日本最古のお金って、和同開珎だと思っていたら
いつの間にか、富本銭って通貨に変わってました。
群馬県で出土したらしい。

683年頃に作られたものらしいですけれども
この頃の都が近畿にあったことを考えると
かなり広く、流通してたんですね...
これを見て、確かにお金ってのは便利なものなんだなと思いました。

また、当たり前なんですけど、昔日本は綿や織物を中国に輸出し
その対価として中国の貨幣を「輸入していた」って出てましたけど
これって、買った代金を外貨でもらってたって話なんですね。

さらに見てみると、いろいろな国の通貨が日本は流通していて
なんでだろう?って思うと「国産だと鋳造コストが高いから」
なんだそうです。これもなるほど。
また、これらの交換比率を安定化させたのが信長だったとか
経済の仕組みを作った人は、軍略でも強いですよね...

と、ご興味がある方はぜひ、一度、いらして見てください。
しかし、どこのコーナーでも「通貨の価値を安定させること」が
目標です、って出てたんですけど、なんだか考えさせられるものが有りました。
(https://www.imes.boj.or.jp/cm/)