【人工知能】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
今、テレビでスマートハウスの宣伝をしている
まず、冷蔵庫は外から何が入っているか
映像で見ることができる。
その中に入っているものを使った
レシピの提案を冷蔵庫がしてくれる
当然、賞味期限が来ているものに関しては
連絡してくれるし
ものが無くなれば勝手に注文してくれる。
次に洗濯機の説明。
洗濯ものを入れると
洋服の中に入っているタグを読み取り
自動的に仕分けして
最適な洗濯をしてくれる
さらに、その日に着る服の提案もしてくれ
その提案の中には洗濯機に入っているものは
入らない。
さらに2日後に会議やプレゼンがあるならば
その服は洗濯が間に合わなくなる
要であれば提案しない...
うーん。
すごいけど、これって
人間の一番楽しそうなところに
まったく頭を使わないんですね。
この前、年上の人と飲んでいるときに
「いやぁ、最近はなんでも携帯で調べられるんですね」
「そうですね」
「この前ね、友人たちと飲んでいるときに
『この前テレビに出ていた●●って人、
大分背が高かったけどあれは190センチぐらいあったかね』
って、話をしたらすぐさま
『186センチだそうです』
って正確に返事をしてくれるの」
「ほう」
「でもね、これって会話のネタを振ってる訳で
『いやいや、2メートルはあったんじゃないか?』
『いや、こう見えても俺の方が高いぞ』
『そういやお前、背の高い女が好きだったよなー
カミさん小さいけど』
なんて、話が広がるチャンスをなくしてると
思うんですよ」
「なるほど...」
「時代、っちゃあ時代なんですが、つまらん世の中
何もあいまいなところがない世の中になりましたな」
って言っていましたよ。
確かにそうだ。
なんだか、AIだ、人工知能だって開発が進むと
いつか人間が人間関係でもっと苦しむときが
来てしまうんじゃないでしょうかね。
と、若いくせに結構悩んでしまいました。
少し昔に戻った方が良いのかもしれません。