【読み上げ】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
時々これはどうなんだろう、と思うことがあるんだが
コンビニとかで高らかに何を買ったかを
お店の人が大きい声で言うのって、どうなんですかね?
「ナポリタンの温めと、つくねとヤキトリをお待ちのお客様~」
すみません、結構大食漢で。
そんなに大きな声で言わなくても
周りの人はきっと思っているに違いない
「あの人、あんな中年なのにナポリタンを食べるのね
それでも足りなくて、つくねまで食べるのね。しかもヤキトリまで!
野菜は食べないのね、なので毎日走ったり筋トレしてるのね(なぜか女性口調)」
と。いや、走ってたり筋トレしたりは分からないか。
このほかにも、近所のそば屋で
「カレー南蛮に海老天とイカ天のトッピング
麺大盛り、ごはんなしのお客様、お待たせしました」
と、注文した内容を懇切丁寧に解説するオヤジがいて
これも上記と同様の理由で恥ずかしい
きっと周りの人は
「あの人、カレー南蛮だけじゃ足りなくて、海老天を追加したわよ。
それでも足りないからイカ天もだって。朝ごはん食べていないのかしら。
カレー南蛮って、あの人インド人っぽい顔してるわよね(なぜか女性口調)」
いや、これもカレー南蛮頼んでる人がたくさんいるから
別にそういう風に正確に伝えなければならないんですが
私が1人しかいない客だったとしても
必ずそれをやるのだ
もはや懇切丁寧に頼んだ内容を朗々と読み上げるのは
彼の人生の一部になっているのだろう
それをやめてくれ、という勇気は私にはない。
なので。
最近はコンビニやそば屋で注文するときは
「これぐらい食べたい!」と思う量よりも1品少なく頼んでいる。
なんか物足りないなぁ...