【スパイけむり】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
この前、お台場にある
「東京トリックアート迷宮館」というところに行ってきた
要は「だまし絵」の博物館である。
娘はこの類のものに連れて行ったことがないので
連れて行ってあげた。
でも、ウチの娘はインドア派(人混みが嫌い)なので
よく知らないところは行きたがらない
なので、1時間限定、1時間半で自宅に帰る
という約束で連れて行った
そうしたら存外に面白かったらしく
「もうちょっと長くいたい」
昔のディズニーランドのコマーシャル状態(帰りたくなーい)
になったので、スパっと帰ることにした。
この辺りは引き際が肝心ですよね
あんまりじっくり見せると、次にヒマな時に使えなくなるから。
で。
ついでに横にある
「台場一丁目商店街」にもよってみた
要は、私が生まれ育った昭和の時代を再現した横丁で
駄菓子屋や昔のオモチャ
インベーダーやパックマンなどのテーブルゲームも置いてある
いや、これ、大人は楽しいですよ。
改めて思うけれど、今はケータイやスマホで
なんでも手軽にゲームができたりテレビが見れたり済ますけど
この頃って「これをやるにはこれ、あれをやるにはあれ」がなくちゃダメ
っていったような感じだったので
それぞれに、それぞれ対応するツールがあるんですよね。
娘は当然見たことがないものばかり
「昔の方がいろいろあって楽しい。今はあんまりいろいろな種類がない」
なるほど、まったくその通り。
気が付けば世の中は便利になりましたが
あんまりおもしろくない世の中になってしまったのかもしれません
ドキドキやワクワクの種類が変わった、とも言えますが。
きっと自分の子供たちも私と同い年になったときに
平成は良かったなぁ、と思い出すんでしょうね。
と、台場一丁目横丁で、すごいものを見つけました
「妖怪けむり」
です。指先につけて着けたり離したりすると
煙っぽいものが出るんですよね。それだけなんですけど。
これ、大好きでお小遣い全部使っちゃったこともあります。
1枚20円と高めだったように記憶してますが。
このほかに類似品で「スパイけむり」というのもありました
それも全く同じなんですけど、包装が違ってましてコメントも違う
「とおくのしまから けむりがみえる
あれは スパイけむりの あいずだ!!」
みたいな、絶対そんなはずねーだろ的なコメントにも
少年の心は踊ったものです。
なんだか、枯れた大人になっちゃったなぁ、もう。
また、今度は息子も連れて行ってやろう。
ということで、とりあえず麩菓子とスパイけむりを数個買って
帰宅したのでした...