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各国政府・中央銀行の対策期待で買戻し
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2020年3月3日 第1698号

◆昨日のエネルギー市場総括


「各国政府・中央銀行の対策期待で買戻し」

各国中央銀行の協調緩和期待。
G7中央銀行がコロナウイルスの影響による景気後退を回避するために、協調行動を取るとの期待がたかまっていることは市場の過度なリスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因となった。

株価の急速な回復。
原油価格の下落が一服したことで、さらなる景気減速への懸念が後退したと判断、各国中銀の緩和観測が強まる中で株価が急速に戻したことは、商品市場でもリバランスの買いを誘発し、商品価格の上昇要因に。

安値拾いの買い。
Brentが50ドルを下回ったことでさすがに割安感が出ていることから、実需筋の安値拾いの買いが入り、価格を下支えした。

◆今日のエネルギー市場見通し


「対策期待と過度なリスク回避姿勢緩和で上昇も上値重い」

各国政府・中央銀行の対策期待によるリスク回避姿勢緩和。
新型コロナウイルスの影響による、景気悪化懸念を払しょくするため各国政府・中央銀行が対策を行うとの期待がたかまっていることは、リスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因に。

新型コロナウイルスの影響拡大を受けた経済活動の鈍化。
新型コロナウイルスが南極大陸以外のすべての大陸に拡大、治療薬がないことで事態終息のためには都市封鎖などの対策が必須で世界的にもその動きが見られていることは、需要減少観測を強め、景気循環系商品価格の下落要因に。

OPECの追加減産観測。
需要の先行きが懸念される状況では、生産調整の影響は限定されるが現在▲100万バレルの減産が検討されており、ある程度需給バランスの悪化を緩和するとの見通しが強まっていることは、原油価格の下支え要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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