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中国工場再稼働による安値拾いの買いで反発
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2020年2月26日 第1694号

◆昨日のベースメタル市場総括


「中国工場再稼働による安値拾いの買いで反発」

中国の工場一部再稼働。
トヨタ自動車の中国工場がすべて再稼働するなど、春節休みの延長から復帰した企業の工場再稼働が始まると見られていることは非鉄金属価格の上昇要因に(ただし、唐山市の高炉稼働率は低いままであり、影響は限定)。

新型コロナウイルスの影響世界各地に拡大。
中国では新規感染者数が減少をはじめ、工場の再稼働が始まっているが、1ヵ月遅れて世界各国で感染者数が拡大しており、世界経済が停滞するとの見方が強まっていることは、景気循環系商品価格の下落要因に。

株式市場は引き続き大幅に調整。
WHOがパンデミックのリスクを警告、米国も市中感染拡大の可能性をCDCが示唆するなど、米国市場もコロナウイルスの影響を免れないとの見方が強まったことは、株価の下落を通じて商品にもリバランスの売り圧力を強め価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「パンデミック懸念で軟調もドル安と安値拾いの買いが支え」

パンデミック発生の可能性。
WHOがパンデミックのリスクを警告、米国も市中感染拡大の可能性をCDCが示唆するなど、世界的にコロナウイルスの影響を免れないとの見方が強まっていることは、商品の期待需要を減少させ景気循環系商品価格の下落要因に。

米長期金利低下を受けたドル安進行。
米国も新型コロナウイルスの影響を回避できないとの見方から、割高感がある株価が調整、それを受けた長期金利低下を背景にドル安が進行していることは、ドル建て資産価格の上昇要因に。

米新築住宅販売は改善の見込み。
米新築住宅販売は前月比+3.5%の71.8万戸(前月▲0.4%の69.4万戸)と改善見込みであり、景気循環系商品価格の上昇要因に。ただし、コロナウイルスの影響がより意識されるため影響は限定される見込み。


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