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中国統計改善とドル高進行で行ってこい
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2020年1月17日 第1672号

◆昨日のベースメタル市場総括


「中国統計改善とドル高進行で行ってこい」

米統計改善を受けたドル高の進行。
米統計が改善したことを受けて長期金利が上昇、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因となった。

中国のファイナンス関連統計の改善。
中国の総資金調達額は2兆1,000億元(市場予想1兆6,500億元、前月1兆7,547億元)と市場予想・前月を上回る改善となったことは中国の企業活動の活性化期待を高め、非鉄金属価格の上昇要因に。

フィラデルフィア連銀指数は予想以上の改善。
米GDPの先行指標の1つであるフィラデルフィア連銀指数は17.0(市場予想3.8、前月2.4)と市場予想を上回る大幅な改善となり景気循環系商品価格の上昇要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「中国統計減速と米中合意による材料一巡で軟調」

中国の重要統計は減速見込み。
中国のフロー需要の指標である鉱業生産は前年比+5.9%(前月+6.2%)と減速見込みであり、ストック需要の指標である固定資産投資は年初来累計で前年比+5.2%(+5.2%)と低い伸びに留まる見込みであることは、非鉄金属価格の下落要因に。

米中合意による材料一巡感。
米中が通商交渉で合意、これ自体は輸出のさらなる減速に歯止めをかけるためエネルギー価格の上昇要因となるが、中国側が米中合意を約束通り履行するか不透明であること、材料一巡感が強いことから目先は売り材料となりやすい。

中国に対する関税継続による製造業の流出懸念。
米中は関税の部分引き下げで合意したが、関税が撤廃されるわけではなく、追加関税が継続することに伴う中国企業の国外脱出は継続すると見られていることは非鉄金属価格の重石となっている。


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