CONTENTSコンテンツ

中東情勢不安後退で堅調もドル高が重石
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2020年1月10日 第1669号

◆昨日のベースメタル市場総括


「中東情勢不安後退で堅調もドル高が重石」

中東情勢不安後退を受けたリスク選好の動き。
米・イランの軍事衝突が回避されたことで市場参加者のリスク選好が回復、投機の目安となる株価の回復を受けて、個人消費や企業マインドが改善するとの期待がたかまることは、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

中国の預金準備率引き下げによる企業活動の改善期待。
中国政府は景気刺激のために年初から預金準備率を引き下げており、資金繰りが厳しい中小企業の景況感改善につながるのではとの期待を高めていることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

原油価格下落を受けた実質金利上昇によるドル高。
米・イランの軍事衝突懸念が後退したことで原油価格が急落、実質金利の上昇を通じてドル高が進行していることはドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米統計改善や中国の景気刺激策を背景に堅調」

米雇用統計は強めの内容となる見込み。
米雇用統計の市場予想は前月比+16万人(前月+26.6万人)と減速はするものの、15万人以上の雇用者数の増加を維持する見込みであり、景気循環系商品価格の上昇要因に。

中国の預金準備率引き下げによる企業活動の改善期待。
中国政府は景気刺激のために年初から預金準備率を引き下げており、資金繰りが厳しい中小企業の景況感改善につながるのではとの期待を高めていることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

中国に対する関税継続による製造業の流出懸念。
米中は関税の部分引き下げで合意したが、関税が撤廃されるわけではなく、追加関税が継続することに伴う中国企業の国外脱出は継続すると見られていることは非鉄金属価格の重石となっている。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について