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中東情勢不安一時後退と中国の景気刺激策で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2020年1月7日 第1667号

◆昨日のベースメタル市場総括


「中東情勢不安一時後退と中国の景気刺激策で上昇」

中東情勢不安一時的な後退を受けたドル安進行。
中東情勢はイランの対応待ちの状態であり、昨日は米国時間で株価が上昇、ドル安も進行したことはドル建て資産である非鉄金属価格の上昇要因に。

中国の預金準備率引き下げによる企業活動の改善期待。
中国政府は景気刺激のために年初から預金準備率を引き下げており、資金繰りが厳しい中小企業の景況感改善につながるのではとの期待を高めていることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

米・イランの対立激化を受けた景気への悪影響。
米・イランが武力衝突した場合、リスク回避の株価の下落、株価下落を受けて個人消費や企業マインドに悪影響が及び景気を減速させるのでは、との懸念を強めていることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

米ISM非製造業指数は改善見込み。
米ISM非製造業指数は米GDPの7割を占める個人消費の先行指標の1つであるが、市場予想は54.5(前月53.9)と改善が見込まれており、予想通りであれば景気循環系商品価格の上昇要因に。

米・イランの対立激化を受けた景気への悪影響。
米・イランが武力衝突した場合、リスク回避の株価の下落、株価下落を受けて個人消費や企業マインドに悪影響が及び景気を減速させるのでは、との懸念を強めていることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

中国に対する関税継続による製造業の流出懸念。
米中は関税の部分引き下げで合意したが、関税が撤廃されるわけではなく、追加関税が継続することに伴う中国企業の国外脱出は継続すると見られていることは非鉄金属価格の重石となっている。


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