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米中合意期待やドル安、独統計悪化で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年12月6日 第1653号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中合意期待やドル安、独統計悪化で高安まちまち」

米中合意期待の高まり。
米中協議に関して12月15日の追加関税の引き上げが見送られる、との見方が強まっていることは景気
循環銘柄価格の上昇要因に(ただし追加関税の引き上げ回避は悪化を回避できるのみであり景気の押
し上げ要因にはならず)。

ドル安の進行。
英国の総選挙で与党が優勢と伝えられていることはポンド高・ユーロ高を誘発しており、相対的にドルが
売られていることはドル建て資産価格の上昇要因となった。

独製造業受注は予想外の悪化。
比較的非鉄金属価格に対する説明力が高い独製造業受注が悪化(前月比▲0.4%、市場予想+0.4%、前
月+1.5%、前年比▲5.5%、▲4.7%、▲5.0%)したことは、価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米統計改善やドル安で堅調」

米雇用統計は良好な内容を維持か。
非農業部門雇用者数は前月比+18.3万人(前月+12.8万人)と増加見込みであり、平均時給は+0.3%
(+0.2%)、前年比+3.0%(+3.0%)と雇用環境が良好であることが確認される内容になり、景気循環銘
柄価格の上昇要因に。

米統計減速や英選挙への懸念後退を受けたドル安の進行。
米統計の減速や、英国の総選挙を控えて与党が有利に選挙戦を進めているとの報道を受けてポ
ンドが上昇、ユーロも上昇したことでドル安が進行、ドル建て資産価格の上昇要因に。

景気減速を受けた中国の経済対策期待。
中国政府は企業の資金繰り支援で銀行の預金準備率を引き下げ、地方銀行に関しても預金準備
率を引き下げ、その他のインフラ投資も実行しており、工業金属価格の下支え要因に。


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