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OECD見通し下方修正と米統計改善で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年11月22日 第1645号

◆昨日のベースメタル市場総括


「OECD見通し下方修正と米統計改善で高安まちまち」

OECD経済見通しは下方修正。
OECDは9月時点で経済見通しを下方修正していたが、今回も2020年見通しを2.9%に下方修正しており、景気への懸念が強まったことは景気循環銘柄価格の下落要因に。

フィラデルフィア連銀指数は予想を上回る改善。
米景気先行指標の1つであるフィラデルフィア連銀指数は10.4(市場予想6.0、前月5.6)と市場予想を上回る改善となり、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

米中古住宅販売は改善。
米住宅市場の先行指標である中古住宅販売は、前月比+1.9%の546万戸(市場予想+2.0%の549万戸、前月▲2.5%の536万戸)と改善したことは非鉄金属価格の上昇要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「統計改善と米中交渉進展期待で堅調」

欧米製造業PMIは小幅に改善の見込み。
景気の先行指標である独製造業PMI(市場予想42.8、前月42.1)、ユーロ圏製造業PMI(46.4、45.9)、米国製造業PMI(51.4、51.3)といずれも小幅な改善が見込まれており、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米中交渉が進捗するのではとの期待。
基本的に合意するまでは売り材料として整理されるものであるが、中国側が「さらなる通商協議を行うために、米交渉担当者を北京に招く」とのコメントを発表するなどやや期待がたかまっていることは景気循環銘柄価格の上昇要因に。

景気減速を受けた中国の経済対策期待。
中国政府は企業の資金繰り支援で銀行の預金準備率を引き下げ、地方銀行に関しても10月~12月にかけて預金準備率を引き下げる見込みであり、その他のインフラ投資も実行する見込みであり、工業金属価格の下支え要因に。


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