CONTENTSコンテンツ

中国重要統計減速と米中交渉への懸念から下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年11月15日 第1641号

◆昨日のベースメタル市場総括


「中国重要統計減速と米中交渉への懸念から下落」

中国の重要統計は悪化。
中国のフロー需要の指標である工業生産は1-10月期が前年比+5.6%(1-9月期+5.6%)、10月が+4.7%(前月+5.8%)と減速、ストック需要の指標である固定資産投資は1-10月の累計で前年比+5.2%の51兆880億元(1-9月期+5.4%の46兆1,204億元)と伸びが減速、非鉄金属価格の下落要因に。

米中協議を巡る懸念は継続。
米中交渉の進展度合いへの見方は錯そうしているが、米トランプ大統領は「合意は間近」としつつも「合意しなければ高関税を課す」と発言しており、やはり交渉が難航している可能性が高いことを意識させていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

中国企業業の活動は停滞。
今月発表された中国のファイナンス関連統計は、企業の借り入れ活動が停滞していることを確認する内容であり、フロー需要の減少観測を通じて非鉄金属価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「中国統計減速と米中通商交渉への懸念から軟調」

中国の生産活動の鈍化継続。
1-10月の中国の工業生産(フロー需要の指標)、固定資産投資(ストック需要の指標)は減速が続いており、最大消費国である中国の需要減速観測が強まっていることは、非鉄金属価格の下落要因に。

米ニューヨーク連銀指数は小幅な改善見込み。
米GDP、ISM製造業指数の先行指標であるニューヨーク連銀指数は6.0(前月4.0)と小幅ながら改善見込みであり、マインドの改善で景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米中協議を巡る懸念は継続。
米中交渉の進展度合いへの見方は錯そうしているが、米トランプ大統領は「合意は間近」としつつも「合意しなければ高関税を課す」と発言しており、やはり交渉が難航している可能性が高いことを意識させていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について