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原油在庫増加と中国統計減速、米中対立で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年11月15日 第1641号

◆昨日のエネルギー市場総括


「原油在庫増加と中国統計減速、米中対立で下落」

米石油統計は予想を上回る原油在庫増加に。
米石油統計は原油在庫が+2.2MB(市場予想+1.4MB、前週+7.9MB)と予想を上回る在庫増加。主に原油生産が増加したことによるものだが原油価格の下落要因となった。

中国の重要統計は悪化。
中国の工業向けエネルギー需要の指標である工業生産は1-10月期が前年比+5.6%(1-9月期+5.6%)、10月が+4.7%(前月+5.8%)と減速、エネルギー価格の下落要因となった。

米中協議を巡る懸念は継続。
米中交渉の進展度合いへの見方は錯そうしているが、米トランプ大統領は「合意は間近」としつつも「合意しなければ高関税を課す」と発言しており、やはり交渉が難航している可能性が高いことを意識させていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「米統計改善と週末を控えた買戻しで小幅高」

米ニューヨーク連銀指数は小幅な改善見込み。
米GDP、ISM製造業指数の先行指標であるニューヨーク連銀指数は6.0(前月4.0)と小幅ながら改善見込みであり、マインドの改善で景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米小売売上高は回復の見込み。
米エネルギー消費の指標の1つである小売利上げ高は前月比+0.2%(前月▲0.3%)と改善見込み。11月初の雇用統計の内容を見るに予想通り改善する可能性は高く、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米中協議を巡る懸念は継続。
米中交渉の進展度合いへの見方は錯そうしているが、米トランプ大統領は「合意は間近」としつつも「合意しなければ高関税を課す」と発言しており、やはり交渉が難航している可能性が高いことを意識させていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。


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