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米中統計悪化で軟調もドル安が支え
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年11月1日 第1633号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中統計悪化で軟調もドル安が支え」

中国のPMIは予想外の悪化。
中国の製造業PMIは49.3(市場予想49.8、前月49.8)と予想外の悪化となり、中国政府の経済対策の効果が左程強く顕在化していないことを確認する内容であり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米シカゴ購買部協会指数は予想外の悪化。
米ISM製造業指数、GDPの先行指標であるシカゴ購買部協会指数は43.2(市場予想48.0、前月47.1)と予想外の悪化となり、景気循環銘柄価格の下落要因となった。

米統計減速を受けたドル安の進行。
米統計が減速していることを受けてドル指数が軟調に推移したことや、追加緩和期待が高まった(FF金利先物は期先が大きく低下)ことはインフレ系ドル建て資産価格の上昇要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「統計悪化で下落も供給懸念根強く下値も堅い」

米ISM製造業指数は予想外の悪化か。
米GDPの先行指標であるISM製造業指数は48.9(前月47.8)と改善見込みであるが、先行指標であるシカゴ購買部協会指数が43.2(48.0、47.1)と減速しており予想外の減速となる可能性があることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

雇用統計は雇用者数の伸び鈍化の可能性。
景気の遅行指標ではあるが、雇用者数の増加は前月比+8.5万人(前月+13.6万人)と減速見込みであり、予想通りであれば景気循環系商品価格の下落要因に。

生産国の供給不安。
チリでストライキが発生、規模が拡大していることで非鉄金属価格のベンチマークである銅供給に懸念が広がっていることや、インドネシアは直ちにニッケル輸出を禁止を即時実施する方針(閣僚の一部はこれを否定)が示されていることは、非鉄金属価格の上昇要因に。


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