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米石油統計での原油在庫減少を受けて上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年10月24日 第1627号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米石油統計での原油在庫減少を受けて上昇」

米石油統計は予想外の原油在庫減少。
米石油統計は▲1.7MB(市場予想 +2.8MB、前週 +9.2MB)と予想外の在庫減少となり、原油価格の上昇要因に。また石油製品在庫も需要の回復で市場予想を上回るないしはほぼ予想通りの在庫減少となりやはり価格の上昇要因に。

ブレグジット一時延期観測を受けたドル安の進行。
英国のEU離脱をめぐる混乱は続いているが、高い確率で10月末の離脱は延期され、現時点で問題視されなくなったと判断されたことはユーロ高・ドル安を進行させドル建て資産価格の上昇要因に。

OPECプラスは減産を検討との報道。
OPECとOPECプラスが12月会合で減産幅の拡大を検討とロイター通信が伝えたことは、需給バランスのタイト化観測を強め原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「統計小幅改善と減産観測で堅調もペンス演説を控え様子見」

欧州製造業PMIは小幅な改善となる見込み。
欧州の景況感は悪い状態が続いているが、ユーロ圏製造業PMI(市場予想46.0、前月45.7)、独製造業PMI(42.0、41.7)とも小幅な改善見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。ただし閾値である50を下回っていることから影響は限定。

米ペンス副大統領の対中政策に関する講演。
ペンス副大統領は共和党保守派の代表であり、実質的に米国の対中戦略の舵取りを行っている人物。選挙に向けて中国と一時的な妥結に向けて調整が進んでいるが、昨年のように強い内容となればリスク資産価格の下落要因に。

OPECプラスの減産観測。
足元の価格下落を受けてOPECプラスは12月会合で減産幅の拡大を検討している、と伝えられていることは原油価格の下支え要因に(ただし、「口先介入」の可能性は高くこのまま価格が上昇すれば当然減産は見送られることに)。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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