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リスク回避姿勢の強まりで総じて軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年10月23日 第1626号

◆昨日のベースメタル市場総括


「リスク回避姿勢の強まりで総じて軟調」

英国のEUスピード離脱案は否決。
10月末の離脱を目指す英ジョンソン首相のスピード離脱案が下院で否決されたことで、事実上10月末での離脱が困難になったことは、市場参加者のリスク回避姿勢を強め、リスク資産価格の下落要因となった。

米中対立再燃懸念を受けたリスク回避の動き。
米中は11月のAPECで合意すると見られてはいるものの、米国の香港に対する人権方案可決を受けて中国が報復行為にでると発言しており、再び両国が対立するとの懸念が強まっていることはリスク資産価格の下落要因に。

中国政府による経済対策の期待。
中国の重要統計は市場予想よりも弱めだったが、月次ベースの統計は鉱工業生産に回復が見られ、固定資産投資も公的セクターの伸びが加速しているなど、中国政府の景気下支え策が奏功し始めていると見られたことは、非鉄金属価格の下支え要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「弱気の材料多く、軟調地合い」

▼世界景気の拡大ペース減速を受けた需要の伸び鈍化観測。
〇IMFの世界経済見通しでは2019年、2020年とも下方修正されており、来年の景気についても「政策
の失敗が許されない」との見解を示すなど、先行きの景気不透明感が強まっていることは景気循
環銘柄価格の下落要因に。

▼英国のEU離脱を巡る懸念を受けたリスク回避の動き。
〇10月末の離脱を目指す英ジョンソン首相のスピード離脱案が下院で否決されたことで、事実上10
月末での離脱が困難になったことは、市場参加者のリスク回避姿勢を強め、リスク資産価格の下
落要因に(ただしEUは一時的な延期を認める可能性が高くそこまで積極的な材料にならない公
算)。

▼米中対立再燃懸念を受けたリスク回避の動き。
〇米中は11月のAPECで合意すると見られてはいるものの、米国の香港に対する人権方案可決を受
けて中国が報復行為にでると発言しており、再び両国が対立するとの懸念が強まっていることはリ
スク資産価格の下落要因に。


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