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エクアドルで暴動も、米中対立激化とドル高進行で軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年10月9日 第1619号

◆昨日のエネルギー市場総括


「エクアドルで暴動も、米中対立激化とドル高進行で軟調」

米中対立激化懸念を受けたリスク回避の動き。
米国は新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒への弾圧に関し、中国共産党幹部やそのメンバーに対するビザ発給を停止する方針を示したことや資本規制、AI企業への制裁などで、対立激化への懸念が強まったことはリスク資産価格の下落要因に。

リスク回避のドル高進行。
米中対立が激化し、ドルがリスク回避で物色されたことはドル建て資産価格の下落要因となった。

エクアドルでの大規模暴動。
エクアドルで緊縮財政に反対する大規模デモが発生、先住民が首都に進攻し、政府は首都機能を移転せざるを得なくなるなど、供給面での懸念が意識されたことは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「米中対立激化懸念で下値余地探る」

米中協議は進捗しないのではとの見方。
明日から米中閣僚級協議が始まるが、米国は中国に対して人権問題を巡って制裁を実施、さらに資本規制も検討するなど対立が激化、中国側も米国のAI関連企業への制裁強化に強く反発していると伝えられており、交渉難航は必至の情勢であることはリスク資産価格の下落要因に。

米石油統計は原油在庫増加の見込み。
米石油統計で原油在庫は+1.7MBの増加が予想されているが、朝方発表されたAPI統計では+4.3MBの大幅な増加となっており、市場予想以上に在庫が増加する可能性があることは原油価格の下落要因に。

OPECプラスの結束の揺らぎ。
エクアドルが協調減産に歩調を合わせられずOPEC脱退を表明した直後、ロシアが減産継続に否定的な発言をするなど、サウジアラビアが主導する減産政策の足並みがそろわなくなっていることは供給増加観測を強め、原油価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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