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強弱材料混在で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年10月8日 第1618号

◆昨日のベースメタル市場総括


「強弱材料混在で高安まちまち」

米国の雇用環境は明確な減速なく。
米雇用統計は雇用者数の増加は前月比+13.6万人(市場予想+14.5万人)と市場予想を下回る弱い内容だったが、同時に前月の雇用者数が+16.8万人と、速報から+3.8万人も上方修正され、さほど悪い内容でなかったことは景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米中協議は進捗しないのではとの見方。
今週後半から米中閣僚級協議が始まるが、米国が広範にわたるものでなければ合意しないとする一方、中国側は交渉の範囲を限定したいと主張しており、このままだと合意には至らないとの見方が強まったことはリスク資産価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少。
景気減速感の強まりはあるものの、LME指定倉庫在庫の減少は継続しており、統計上の需給がタイト化していることは非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い継続」

米中協議は進捗しないのではとの見方。
今週後半から米中閣僚級協議が始まるが、米国が広範にわたるものでなければ合意しないとする一方、中国側は交渉の範囲を限定したいと主張しており、このままだと合意には至らないとの見方が強まったことはリスク資産価格の下落要因に。

米長期金利上昇を受けたドル高進行。
欧米景況感格差の影響もあるが、米国では社債や国債の入札が多数予定されており、需給面で金利が上昇しやすくそれを受けたドル高進行はドル建て資産価格の下落要因に。

景気減速を受けた中国の経済対策期待。
中国政府は企業の資金繰り支援で銀行の預金準備率を引き下げ、地方銀行に関しても10月~12月にかけて預金準備率を引き下げる見込みであり、その他のインフラ投資も実行する見込みであり、工業金属価格の下支え要因に。


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