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米統計悪化と米緩和期待で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年10月4日 第1616号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米統計悪化と米緩和期待で高安まちまち」

米ISM製造業指数は予想を上回る悪化。
米景気の先行指標であるISM非製造業指数は52.6(市場予想55.0、前月56.4)と市場予想を上回る減速となり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米国の金融緩和観測。
米ADP雇用統計の悪化に加え、昨日のISM非製造業指数が市場予想を上回る減速となったことは、FRBの緩和期待を高め実質金利が低下、ドル安となったことはドル建て資産価格の上昇要因に。

中国勢の不在。
最大の買い手である中国勢が国慶節で不在となる中、買い圧力が弱まると考えられることは非鉄金属価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在で方向感出難くもみ合い」

米雇用統計は小幅改善の見込み。
米雇用統計は雇用者数の増加が前月比+14.5万人(前月+13.0万人)と小幅改善が見込まれており、景気への懸念が後退、実需の回復期待が強まることは景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米国の金融緩和観測。
米平均時給は前月比+0.2%(前月+0.4%)と減速見込みであり(前年比+3.2%、前月+3.2%)FRBの緩和期待が高まることはインフレ系金融資産価格の上昇要因に。

景気減速を受けた中国の経済対策期待。
中国政府は企業の資金繰り支援で銀行の預金準備率を引き下げ、地方銀行に関しても10月~12月にかけて預金準備率を引き下げる見込みであり、その他のインフラ投資も実行する見込みであり、工業金属価格の下支え要因に。


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