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欧州景気減速懸念の強まりとドル安進行で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年9月13日 第1605号

◆昨日のベースメタル市場総括


「欧州景気減速懸念の強まりとドル安進行で高安まちまち」

米中交渉進捗期待を受けたリスクテイク意欲の回復。
米国が中国に対する制裁を10月1日から15日に延期する、とトランプ大統領が表明したことで両国の緊張緩和期待が強まったことは、景気循環系商品価格の上昇要因に。

欧州鉱工業生産は減速。
欧州時間に発表された鉱工業生産は前月比▲0.4%(市場予想▲0.1%、前月▲1.4%)、前年比▲2.0%(▲1.4%、▲2.4%)と市場予想を下回ったことで域内景気の減速懸念が強く意識されたことは、価格の下落要因に。

ECBの決定を受けたドル安進行。
ECBは多層的な金融緩和を実施したがやれることが限られる中でカードを切りつくした感があり、予想通りだったことで材料一巡からユーロ高・ドル安が進行、ドル建て資産価格の下支え要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「ドル安進行や統計改善、経済対策期待で堅調」

欧州金融緩和実施、材料一巡を受けたドル安進行。
ECBは多層的な金融緩和を実施したがやれることが限られる中でカードを切りつくした感があり、予想通りだったことで材料一巡からユーロ高・ドル安が進行、ドル建て資産価格の下支え要因に。

ミシガン大学消費者マインド指数は改善の見込み。
米個人消費の指標であるミシガン大学指数は90.8(前月89.8)と改善見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

中国の経済対策期待。
中国政府は企業の資金繰り支援で銀行の預金準備率を引き下げ、地方銀行に関しても10月~12月にかけて預金準備率を引き下げる見込みであり、その他のインフラ投資も実行する見込みであり、工業金属価格の下支え要因に。


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