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中東の緊張緩和期待と長期金利上昇で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年9月11日 第1603号

◆昨日のエネルギー市場総括


「中東の緊張緩和期待と長期金利上昇で下落」

ボルトン大統領補佐官退任を受けた中東の緊張緩和期待。
トランプ大統領は以前から意見が対立していたとされる、対イラン超強硬派のボルトン大統領補佐官を更迭(ツイッターでは辞任と表現)したことは、中東の緊張緩和につながり原油価格の下落要因となった。

米中交渉進捗期待を受けた景気への過度な懸念後退。
中国が通商問題の緩和を企図して米国産農産品の購入で合意する、との一部報道を受けて10月の米中閣僚会合開催期待が高まっていることは、リスク資産価格の上昇要因に(ただし、10月の交渉で妥結する、というのは楽観的過ぎる見方か)。

米長期金利の急上昇。
FRBの緩和期待が高まっている一方、景気への楽観から長期金利が急上昇しており足元インフレ資産価格に対する説明力が高い実質金利が上昇していることは、原油価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「緊張緩和と景気への過度な懸念後退でもみ合い」

中東の緊張緩和期待を受けた供給懸念の後退。
トランプ大統領は以前から意見が対立していたとされる、対イラン超強硬派のボルトン大統領補佐官を更迭(ツイッターでは辞任と表現)したことは、今月の国連総会での米イラン首脳会談開催の期待を高め、原油価格の下落要因に。

米中交渉進捗期待を受けたリスクテイク意欲の回復。
中国が通商問題の緩和を企図して米国産農産品の購入で合意する、との一部報道を受けて10月の米中閣僚会合開催期待が高まっていることは、リスク資産価格の上昇要因に(ただし、10月の交渉で妥結する、というのは楽観的過ぎる見方)。

米長期金利上昇を受けた実質金利上昇とドル高進行。
欧州の地政学的リスクの緩和や中東情勢の緊張緩和、米中交渉の進捗期待を受けて長期金利が上昇しており、同時にドル高も進行していることはインフレ系ドル建て資産価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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