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米中協議進捗期待と統計改善で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年9月6日 第1601号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中協議進捗期待と統計改善で上昇」

米中閣僚級協議開催の可能性。
米ライトハイザー通商代表と中国劉鶴副首相が電話協議し、10月の前半に閣僚級協議を開催する方向で調整していると伝えられたことは、景気下振れ懸念を後退させ、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

米ISM非製造業指数は市場予想を上回る改善。
米個人消費や景気循環銘柄価格への説明力が高いISM非製造業指数は56.4(市場予想54.0、前月53.7)と市場予想を上回る改善となり、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

インドネシアのニッケル未処理鉱石輸出規制。
2022年からと見られていたインドネシアのニッケル未処理鉱石輸出規制が今年の12月に早まると報じられたことでニッケルや、錫などの同国産金属の輸出減速懸念が強まったことは両金属の価格上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

▼米雇用統計は良好な内容を維持する見込み。
米雇用統計は前月比+16万人(前月+16.4万人)と比較的高い水準を維持する見込みであり、平均時給の伸びも前月比+0.3%(+0.3%)、前年比+3.0%(+3.2%)と比較的落ち着いた内容になり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

各国政情不安低下を受けたリスクテイクの再開。
香港、イタリア、英国の政情不安が若干後退したことでリスクテイク意欲が回復していることは、リスク資産価格の上昇要因に(ただし香港のデモは継続し、英国の10月末ハードブレグジット懸念も払しょくされていないことから、材料としては長続きしない可能性)。

▼良好な雇用統計を受けた金融緩和期待の後退。
米雇用統計は良好な内容になると予想され、ここまで高まってきた過剰な金融緩和への期待が後退し、逆に金融面がインフレ系リスク資産価格の下落要因に。


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