CONTENTSコンテンツ

実質金利低下とドル高進行で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年8月29日 第1595号

◆昨日のベースメタル市場総括


「実質金利低下とドル高進行で高安まちまち」

米石油統計を受けた実質金利の低下。
米石油統計は予想外の大幅な在庫減少となり、期待インフレ率の上昇を通じて実質金利が低下したことは、インフレ系資産価格の上昇要因となった。

英ジョンソン首相 英議会閉会を決定。
英ジョンソン首相はエリザベス女王に英議会の休会を要請、これが承認されハードブレグジットへの懸念が強まったことは市場参加者のリスク回避姿勢を強め、リスク資産価格の下落要因となった。

中国政府による経済対策期待。
中国政府は景気の減速を受けて金融緩和や財政出動、人民元安誘導などの対策を行っておりこれが一時的に景気の下支え要因になるとみられていることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「弱めの米統計とドル高進行で軟調」

米GDP改定値は小幅な悪化となる見込み。
過去の指標ではあるが市場参加者が比較的敏感に反応する米GDPは市場予想が前期比年率2.0%(速報+2.1%)と減速見込みであり、広く景気循環銘柄価格の下押し要因に。

米住宅販売仮契約件数は伸び鈍化の見込み。
米住宅販売の先行指標である中古住宅販売仮契約件数は前月比±0.0%(前月+2.8%)と減速見込みであり、建材需要の減速観測を受けて非鉄金属価格の下落要因に。

欧州不安拡大懸念を受けたドル高進行。
10月末の英ブレグジットが無秩序なものになる可能性は極めて高くなっており、ポンド安・ユーロ安・ドル高を進行させ、ドル建て資産価格の下落要因に。またブレグジットの影響がEUの他国に及びEU存続懸念が意識されることも価格を押し下げ。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について