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米統計減速と対中制裁関税発動で大幅下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年8月2日 第1584号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米統計減速と対中制裁関税発動で大幅下落」

トランプ大統領対中制裁強化を決定。
米トランプ大統領は中国の対応が遅く不十分であるとして、3,000億ドル相当の輸入品に対して9月1日から10%の追加関税を課すことを決定、米中景気の減速観測が強まったことは、景気循環銘柄価格の下落要因となった。

米ISM製造業指数は悪化。
米GDPの先行指標であるISM製造業指数は51.2(市場予想52.0、前月51.7)と前月・市場予想とも下回り、内訳数値も新規受注は回復しているが受注残が減少しており米国の景気減速観測は根強いことは景気循環銘柄価格の下落要因となった。

ISMと対中追加関税引き上げを受けた追加緩和観測。
ISM製造業指数の減速、対中追加関税強化を受けた景気減速観測の強まりにより、FRBに対する追加緩和期待が高まったことは、金融面でインフレ資産価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「売られすぎで買戻しも現状水準でもみ合いか」

米雇用統計は良好な内容を維持する見込み。
市場予想は前月比+16.5万人の雇用者数増加(+22.4万人)と比較的良好な内容となるほか、時給も前月比+0.2%(+0.2%)、前年比+3.1%(+3.1%)と上昇基調を維持する見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米国の対中関税引き上げを受けた両国の対立激化懸念。
米トランプ大統領は中国の対応が遅く不十分であるとして、3,000億ドル相当の輸入品に対して9月1日から10%の追加関税を課すことを決定、米中景気の減速観測が強まっていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米FRBの追加利下げ期待の高まり。
本日の雇用統計は良好な内容になる見込みだが、米国の中国に対する追加関税引き上げや、ISM製造業指数の鈍化もあり追加利下げを要求する催促相場となっていることは、リスク資産価格の下支え要因に。


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