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米中統計減速を受けて下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年8月1日 第1583号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中統計減速を受けて下落」

中国製造業PMIは回復も閾値を下回る。
中国の製造業PMIは49.7(市場予想49.6、前月49.4)と前月・市場予想を上回る改善となったが、好不況の閾値である50を下回ったことで景況感改善への期待が後退、景気循環銘柄価格の下落要因となった。

米シカゴ購買部協会指数は大幅な悪化。
米ISM製造業指数、GDPの先行指標であるシカゴ購買部協会指数は44.4(市場予想51.0、前月49.7)と大幅に減速、米景気の先行き懸念が強まったことは景気循環銘柄価格の下落要因に。

米中通商交渉は目立った進捗なく。
米中通商交渉が再開されたものの、目立った進捗がなかった模様であり、今後も両国の対立が続くとみられていることは、リスク資産価格の下落要因に(ただし以前ほど、この材料がリスク資産価格に与える影響は大きくなくなっている)。

◆今日のベースメタル市場見通し


「FOMCを受けたドル高で軟調も米統計改善が支え」

FOMCを受けたドル高の進行。
注目のFOMCでは予想通り▲25bpの利下げが決定された。しかしFOMC後のパウエル議長の会見では持続的な利下げを否定するような発言があり、それが市場の利下げ期待を後退させ、ドル高が進行したことはインフレ系資産価格の下落要因に。

米ISM製造業指数は改善の見込み。
米GDPの先行指標であるISM製造業指数は52.0(前月51.7)と改善見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に(ただし、シカゴ購買部協会指数が大幅に悪化しており、予想外に悪化する可能性も)。

LME指定倉庫在庫の減少傾向減速。
LME指定倉庫在庫の減少が続いていたが、全体的に倉庫からのアウトフローが減少、インフローが増加する傾向が強まっており徐々に非鉄金属価格の下押し要因に。


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