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米統計改善と供給不安で堅調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年7月31日 第1582号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米統計改善と供給不安で堅調」

米消費者信頼感指数は大幅な改善。
米個人消費や景気動向に対する説明力が高いコンファレンスボード諸費者信頼感指数は135.7(市場予想125.0、前月124.3)と大幅な改善となり、米国の需要増加観測が強まったことはエネルギー価格の上昇要因に。

中東情勢の緊張続く。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕、さらには中距離ミサイルを発射、米ポンペオ国務長官のイラン往訪を断るなど、イランを巡る緊張は高まっており、中東情勢不安が高まっていることは原油価格の上昇要因に。

米統計改善やハードブレグジットを意識したドル高。
米経済統計が市場予想よりも強い内容になったことや、英ジョンソン首相と面談したスコットランドスタージョン首相が「ジョンソン首相はハードブレグジットを志向している」と発言したことでドル高が進行、ドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

米石油統計は原油在庫減少の見込み。
米石油統計は原油在庫が▲2.7MBと減少の見込みだが、朝方発表されたAPI統計では▲6.0MBの減少が確認されており、市場予想以上に在庫が減少する可能性が高いことは、原油価格の下落要因に。

米中通商交渉は再び難航か。
米中通商交渉の閣僚級会合が本日開催されるが、米国が華為技術に対する制裁を解除するとは考え難く、中国も米国側の要求を呑むとは考えにくいため難航が予想され、景気循環系商品価格の下落要因に。

FOMCは利下げ実施も材料一巡か。
FRBによる予防的な利下げが行われる見込みであるが、ここ数日の米統計を見るにトランプ大統領が要求するような大規模緩和が行われるとは考え難く、先行きについてもそれまで積極的な発言はないとみられ、材料出尽くしから一旦売り材料となる見込み。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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