CONTENTSコンテンツ

FRBの緩和期待や中東情勢不安を受けて上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年7月30日 第1581号

◆昨日のエネルギー市場総括


「FRBの緩和期待や中東情勢不安を受けて上昇」

トランプ大統領は大幅緩和を要求。
FOMCを控えてトランプ大統領は大幅な金融緩和を要求、パウエル議長はこれまで政権の意向を無視してこなかったことから今回も政権寄りの判断をするのでは、との見方が強まったことは、インフレ系リスク資産価格の上昇要因に。

欧州情勢不安を受けたドル高進行。
英国ではジョンソン首相が誕生し、何が何でも10月末にEUを離脱するとしており、ハードブレグジットへの懸念が強まっていることはリスク回避のドル高を誘発、ドル建て資産価格の下落要因となった。

中東情勢の緊張続く。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕、さらには中距離ミサイルを発射、米ポンペオ国務長官のイラン往訪を断るなど、イランを巡る緊張は高まっており、中東情勢不安が高まっていることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

米中通商交渉の進展期待。
本日から米中通商交渉が開始されるが、何らかの進展があるのではとの期待が高まっていることは景気循環銘柄価格の上昇要因に(ただし根本的な解決になるとは考えにくく、上昇したとしても一時的か)。

欧州情勢不安を受けたドル高進行。
英国ではジョンソン首相が誕生し、何が何でも10月末にEUを離脱するとしており、ハードブレグジットへの懸念が強まっていることはリスク回避のドル高を誘発、ドル建て資産価格の下落要因に。

中東情勢の緊張続く。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕、さらには中距離ミサイルを発射、米ポンペオ国務長官のイラン往訪を断るなど、イランを巡る緊張は高まっており、中東情勢不安が高まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について