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GDP改善とドル高進行で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年7月29日 第1580号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「GDP改善とドル高進行で高安まちまち」

米GDPは減速も市場予想を上回る。
過去の指標であるが商品価格への説明力が高い米GDP速報は前期比年率+2.1%(市場予想+1.8%、前期+3.1%)と前期から減速したものの、市場予想は上回り、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

予想比強めのGDPを受けたドル高進行。
米GDPは予想比強めだった他、個人消費は+4.3%(+4.0%、+1.1%)、GDP価格指数は+2.4%(+2.0%、+1.1%)と比較的力強い内容であり、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

中東情勢の悪化懸念。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕、さらには中距離ミサイルを発射、対米対決姿勢を強めており、米国もサウジアラビアに米軍を駐留させるなど、両国の緊張が高まっていることは、原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「新規手がかり材料乏しくFOMCを控えてもみ合い」

米GDPは市場予想ほど悪くなく。
米GDPは前期からは悪化したものの市場予想ほど悪くなく、市場が考えているほど米国経済は減速していないとみられていることは、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

予想比強めのGDPを受けたドル高進行。
米GDPは予想比強めだった他、個人消費は+4.3%(+4.0%、+1.1%)、GDP価格指数は+2.4%(+2.0%、+1.1%)と比較的力強い内容であり、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

中東情勢の悪化懸念。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕、さらには中距離ミサイルを発射、対米対決姿勢を強めており、米国もサウジアラビアに米軍を駐留させるなど、両国の緊張が高まっていることは、原油価格の上昇要因に。


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