CONTENTSコンテンツ

中東情勢不安で上昇も、ドル高進行が重石に
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年7月22日 第1576号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「中東情勢不安で上昇も、ドル高進行が重石に」

イランと欧米の対立激化懸念。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕したことを表明、同時に米軍はサウジアラビアに駐留再開を決定するなど、中東の地政学的リスクが高まっていることは原油価格の上昇要因に。

FOMCでの過剰な利下げ期待の後退。
NY連銀総裁発言をNY連銀が直ちに否定、▲50bpの利下げの可能性が後退し▲25bp程度にとどまるとの見方が強まったことは、実質金利の上昇とドル高を進行させ、ドル建てインフレ資産価格の下落要因に。

テクニカルな売り圧力の高まり。
新規材料に乏しい中で景気減速への懸念を材料に一目均衡表の雲をWTI・Brentとも下抜け、テクニカルな売り圧力が高まっていることは原油価格の下落要因に。なおチャート的には8月の中頃まで上値は重いことを示唆。

◆今日のエネルギー市場見通し


「新規材料乏しくもみ合い」

テクニカルな売り圧力の高まり。
新規材料に乏しい中で景気減速への懸念を材料に一目均衡表の雲をWTI・Brentとも下抜け、テクニカルな売り圧力が高まっていることは原油価格の下落要因に。なおチャート的には8月の中頃まで上値は重いことを示唆。

FOMCでの過剰な利下げ期待の後退。
NY連銀総裁発言をNY連銀が直ちに否定、▲50bpの利下げの可能性が後退し▲25bp程度にとどまるとの見方が強まったことは、実質金利の上昇とドル高を進行させ、ドル建てインフレ資産価格の下落要因に。

中東情勢の悪化懸念。
イラン革命防衛隊は英国のタンカーを拿捕したことを表明、同時に米軍はサウジアラビアに駐留再開を決定するなど、中東の地政学的リスクが高まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/マクロ材料のポイント(地域経済・為替・株式市場)/主要指標/価格見通し/パフォーマンス/BFOE月間船積み量/米リグ数/統計発表予定/CFTC投機筋ポジション/中国エネルギー統計/米天然ガス在庫/米原油石油製品在庫/ビジネスへのヒントなど、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について