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米国の実需増加観測で上昇も利下げ期待の後退が重石
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年7月8日 第1567号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「米国の実需増加観測で上昇も利下げ期待の後退が重石」

米雇用統計は市場予想を上回る改善。
市場予想は前月比+22.4万人(市場予想+16万人、前月+7.5万人)と市場予想を上回る改善となった。この結果、景気循環銘柄は需要増加観測が強まり価格の上昇要因に。

米国の利下げ期待の後退。
注目の雇用統計は予想を上回る改善となり、米国経済が減速したとはいえまだ堅調であることが確認されたため、7月の利下げが「確実ではなくなった」ことはインフレ系資産価格の下落要因に。

中東情勢悪化に伴う供給懸念。
イランは低濃縮ウランの貯蔵量が核合意の上限を超えたと発表、7日までに欧州が何かしらの緩和策を打ち出さなければ原子炉を再稼働するとしており、米国との対立が強まる可能性があることは、原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「一旦上昇も景気減速懸念の強まり、利下げ期待の後退で軟調」

世界景気の減速懸念の強まり。
米雇用統計は予想を上回る雇用者数の増加となったが、ISM製造業・非製造業指数や各国の製造業PMIは減速感を強めており、景気が下りのエスカレーターに乗った状態にあることは、景気循環系商品価格の下落要因に。

米国の利下げ期待の後退。
米雇用統計のみの改善、ともいえなくはないが少なくとも雇用環境はまだそこまで悪くなく、7月利下げの可能性が100%ではなくなったことは。インフレ系リスク資産価格の下落要因に。

中東情勢悪化に伴う供給懸念。
イランは低濃縮ウランの貯蔵量が核合意の上限を超えたと発表、7日までに欧州が何かしらの緩和策を打ち出さなければ原子炉を再稼働するとしており、米国との対立が強まる可能性があることは、原油価格の上昇要因に。


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