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中国鉱工業生産改善などで上昇もIMF見通し減速でもみ合い
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年1月22日 第1468号

◆昨日のエネルギー市場総括


「中国鉱工業生産改善などで上昇もIMF見通し減速でもみ合い」

中国の重要統計は予想外の改善。
原油価格に対する説明力の高い鉱工業資産は前年比+5.7%(市場予想+5.3%、前月+5.4%)と予想外の
改善となり、原油価格の上昇要因となった。ただし年初来累計は+6.2%(+6.2%、+6.3%)と減速しておりプラスの影響は限定された。

IMF経済見通しは下方修正。
昨年10月のIMF見通しでは2019年の経済成長は+3.7%とされたが、昨日発表の世界GDP見通しは米中貿易戦争の激化と、金融市場のモメンタム悪化などを材料に3.5%と下方修正されリスク資産価格の下落要因に(なお、先行きの見通しのリスクも下向きと表明)。

テクニカルな買い圧力の強まり。
この数日でチャートポイントである50日移動平均線を固める展開となり、テクニカルに買いが入りやすい環境にあることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「景気の先行き懸念とリスク回避で軟調もテクニカル面が下支え」

世界景気の減速懸念強まる。
IMFの経済見通しはGDP成長が+3.5%と下方修正され、さらに見通しは下振れリスクが大きいと指摘された。GDP成長で3%を下回ると需要の伸びが前値比で減少する可能性があり、景気の下振れリスクが意識されていることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

世界経済フォーラムでの要人発言はネガティブなものになる可能性。
原油価格に対する説明力の高い鉱工業資産は前年比+5.7%(市場予想+5.3%、前月+5.4%)と予想外の改善となり、原油価格の上昇要因となった。ただし年初来累計は+6.2%(+6.2%、+6.3%)と減速しておりプラスの影響は限定された。

世界経済フォーラムでの要人発言はネガティブなものになる可能性。
昨年から下落を続けてきた原油価格であるが、年初からのOPEC減産や米中貿易戦争への過度な懸念後退から水準が切り上がり、抵抗線であった50日移動平均線を固める動きとなり、米中貿易交渉の進展期待もあることはテクニカルな買い圧力を強め原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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