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米金融政策のスタンス変更と供給不安で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年2月1日 第1476号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米金融政策のスタンス変更と供給不安で上昇」

FRBの政策方針変更に伴う金融面のサポート。
FOMCでは漸進的な利上げの文言が削除され、さらに昨年のリスク資産価格下落の最大の要因の1つであるバランスシート調整も見直す可能性が示唆され、FOMCがハト派に転じたとみられたことは金融面でインフレ系リスク資産価格の上昇要因となった。

ヴァーレの残渣ダム事故による供給不安の拡大。
ヴァーレの鉄鉱石残渣ダムの事故で鉄鉱石生産に影響が出ているが、環境面に波及する問題でありその他の鉱山やその他の金属の鉱山に対する生産にも影響が出るのではとの見方が広がっていることは金属価格の上昇要因に。

中国製造業PMIは減速。
循環的な景気の減速と構造的な減速に、米国の制裁が加わり中国製造業の景況感は悪化しており、製造業PMIは49.5(市場予想49.3、前月49.4)と市場予想・前月は上回ったが閾値の50を下回り工業金属価格の下落要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米統計減速も政策的なサポートが支えとなりもみ合い」

米ISM製造業指数は減速の見込み。
米GDPの先行指標であるISM製造業指数は54.0(前月54.3)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に。ただし昨日発表のシカゴ購買部協会指数の減速もあり、市場予想を下回る可能性も。

FRBの政策方針変更に伴う金融面のサポート。
FOMCでは漸進的な利上げの文言が削除され、さらに昨年のリスク資産価格下落の最大の要因の1つであるバランスシート調整も見直す可能性が示唆され、FOMCがハト派に転じたとみられたことは金融面でインフレ系リスク資産価格の上昇要因に。

中国景気減速に伴う景気刺激策実施期待。
昨日発表の中国製造業PMIは前月から若干改善はしたものの閾値を下回っており、同国の景気減速懸念は高まっており、中国政府も景気刺激策の実施に舵を切らざるを得なくなっていることは、工業金属価格の下支え要因に。


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