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中国統計減速で下落も米統計改善で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル・週末版)

2019年2月4日 第1477号 週末版

◆昨日のベースメタル市場総括


「中国統計減速で下落も米統計改善で上昇」

米ISM製造業指数は市場予想に反して改善。
米GDPの先行指標であるISM製造業指数は56.6(市場予想54.0、前月54.3)と予想に反して改善、米政権の強硬政策にも関わらず依然、米製造業のマインドが高い水準を維持していることは、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

中国財新製造業PMIは予想を上回る減速。
中国製造業PMIは前月から改善したものの閾値の50を下回り、景気への懸念が強まっていたが週末発表の財新製造業PMIは48.3(市場予想49.6、前月49.7)と悪化、中堅中小企業の景況感が悪化しているとみられたことは工業金属価格の下落要因となった。

ヴァーレの残渣ダム事故による供給不安の拡大。
ヴァーレの鉄鉱石残渣ダムの事故で鉄鉱石生産に影響が出ているが、環境面に波及する問題でありその他の鉱山やその他の金属の鉱山に対する生産にも影響が出るのではとの見方が広がっていることは金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米統計改善に伴う楽観で上昇も中国鈍化とドル高観測が重石」

中国経済統計の減速に伴う期待需要の減速観測。
中国製造業PMIは前月から改善したものの閾値の50を下回り、財新製造業PMIも悪化、とくに中小企業の景況感が悪化しているとみられ、消費動向に影響が出ると見られていることは工業金属価格の下落要因に。

米製造業受注は回復の見込み。
米製造業設備投資の先行指標である製造業受注資本財非国防除く航空は前月比+0.1%(前月▲0.6%)と改善見込みであり、工業金属価格の上昇要因に。

FRBの利上げ打ち止め期待後退によるドル高圧力。
FOMCはハト派寄りものとなったが、週末に発表された米統計は良好なものが多くFOMC声明と齟齬が取れない。この中でドル高圧力が高まる可能性があり、FOMCメンバーの発言に注目。月曜日はタカ派のクリーブランド連銀総裁が講演予定。


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