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米統計悪化とドル高進行で軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年2月6日 第1479号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米統計悪化とドル高進行で軟調」

米ISM非製造業指数は市場予想を下回る。
米GDPの先行指標である米ISM非製造業指数は56.7(市場予想57.1、前月58.0)と市場予想を上回る減速となり、景気の先行き懸念が強まったことは、景気循環銘柄価格である原油価格の下落要因に。

ユーロ安を受けてドル指数は上昇。
EU離脱を巡る懸念が強まる中で、英サービス業購買担当者指数が悪化したことでポンド売り・ユーロ売り圧力が強まりドル高が進行したことは、ドル建て資産価格の下落要因に。

ベネズエラに対する制裁の影響。
米国はベネズエラに対する制裁を発動、これに伴い▲50万バレル程度の米国向け原油が減少することが予想される。また、米国が軍事行動の可能性を示唆しておりこの場合は120万バレルの生産が停止してしまう可能性があることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「強弱材料混在で方向感出難くもみ合い」

米石油統計は予想を上回る原油在庫増加か。
米石油統計では原油在庫が+1.4MBと増加見込みであるが、朝方発表のAPI統計は+2.5MBの増加となっており予想以上に在庫が増加する可能性があることは原油価格の下落要因に。

トランプ大統領の一般教書演説。
米GDPの先行指標である米ISM非製造業指数は56.7(市場予想57.1、前月58.0)と市場予想を上回る減速となり、景気の先行き懸念が強まったことは、景気循環銘柄価格である原油価格の下落要因に。

ベネズエラに対する制裁の影響。
米国はベネズエラに対する制裁を発動、これに伴い▲50万バレル程度の米国向け原油が減少することが予想される。また、米国が軍事行動の可能性を示唆しておりこの場合は120万バレルの生産が停止してしまう可能性があることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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