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不安要因の後退とサウジの追加減産観測で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年2月13日 第1481号

◆昨日のエネルギー市場総括


「不安要因の後退とサウジの追加減産観測で上昇」

目先の不安材料後退によるドル安の進行。
米与野党が予算案で合意、政府閉鎖の可能性が後退したことや米中次官級協議が開催されていることなど、目先の不安材料への懸念が後退、市場参加者のリスクテイク意欲が回復してドル安となったことはドル建て資産価格の上昇要因となった。

サウジアラビアの追加減産観測。
OPECが1月、前月比▲2.5%(▲79万バレル)となる3,080万バレルまで減産を行ったことに加え、サウジアラビアが3月に▲50万バレルの追加減産の可能性を示唆したことは原油供給面から価格の上昇要因となった。

OPEC月報は見通しを下方修正。
OPEC月報では景気見通しの不透明さから需要見通しが下方修正され、生産見通しも北米生産が引き上げられたことからCall on OPECが減少、原油価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「ドル安進行と米中交渉進展期待で堅調」

目先の不安材料後退に伴うドル安の進行。
予算案の合意や米中貿易交渉の進捗期待からリスクテイク意欲が回復、ドル安が進行しやすくドル建て資産価格の上昇要因に。その中で連銀総裁の講演が相次ぐが恐らく利上げ実施には慎重な発言が多いと予想され、CPIコアも2.2%→2.1%の減速見通しであることもドル安進行に寄与か。

IEA月報での需給見通し。
米与野党が予算案で合意、政府閉鎖の可能性が後退したことや米中次官級協議が開催されていることなど、目先の不安材料への懸念が後退、市場参加者のリスクテイク意欲が回復してドル安となったことはドル建て資産価格の上昇要因となった。

米中貿易交渉進展期待。
米中の貿易交渉に関しては、知的財産権や技術の強制移転などの問題での意見の隔たりが大きく、合意は難しいと見られているが、次官級協議が継続することで貿易面では何らかの合意に至るのではとの期待が高まっていることはリスク資産価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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