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米中貿易交渉進展期待とLME在庫減少傾向持続で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年2月14日 第1482号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中貿易交渉進展期待とLME在庫減少傾向持続で上昇」

米政府機関閉鎖回避・米中協議進捗期待を受けたリスク選好。
米超党派の予算案にトランプ大統領がサインする見込みであること、本日から始まる米中貿易交渉の後、2月15日に習近平国家主席が米閣僚と面談の予定であると伝えられたことは、市場参加者のリスク選好を強めリスク資産価格の上昇要因に。

LME指定倉庫在庫の減少傾向継続。
ヴァーレの尾鉱ダム事故の影響で供給懸念が強まる中、足元の需要減速がまだ明確になっておらず、一方でLME指定倉庫在庫の減少が継続していることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

米CPI上昇を受けたドル高進行。
米コア消費者物価指数は前年比+2.2%(市場予想+2.1%)と市場予想を上回る上昇となり欧米金利差が拡大したこと、米政府機関の再閉鎖の可能性が後退したことがドル高を誘発、ドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「リスクテイク意欲回復で上昇も米統計鈍化が重石に」

米中交渉進展期待を受けたリスクテイクの再開。
米中閣僚会合が始まり、足元の報道では何らかの進展がみられるのではと伝えられていることはリスク資産価格の上昇要因に(ただしライトハイザー通商代表は交渉内容に満足していないとされ、合意しないリスクも)。

米小売売上高は減速見込み。
米経済統計は強弱まちまちの状態が続いているが、本日発表の小売売上高は前月比+0.1%(前月+0.2%)、除く自動車・ガソリン+0.4%(+0.5%)と減速見込みであり景気循環銘柄価格の下落要因に。

ヴァーレの尾鉱ダム免許取り消しによる供給不安の拡大。
ブラジル政府はヴァーレの鉄鉱石尾鉱ダムの事故を受けて、同社のブルクツ鉱山のダム免許を取り消し、同様の環境面を問題とした供給減少が増加するのではないかとの見方が広がっていることは金属価格の上昇要因に。


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