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米経済統計予想外の大幅鈍化で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年2月15日 第1483号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米経済統計予想外の大幅鈍化で下落」

米小売売上高は予想を上回る減速。
米経済統計は強弱まちまちの状態が続いているが、小売売上高は前月比▲1.2%(市場予想+0.1%、前月+0.2%)、除く自動車・ガソリン▲1.4%(+0.4%、+0.5%)と予想を上回る減速となり景気循環銘柄価格の下落要因となった。

LME指定倉庫在庫の減少傾向継続。
ヴァーレの尾鉱ダム事故の影響で供給懸念が強まる中、足元の需要減速がまだ明確になっておらず、一方でLME指定倉庫在庫の減少が継続(昨日はニッケル・錫の在庫が増加はしたが)していることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

米国家非常事態宣言発令観測を受けたドル安。
トランプ大統領がメキシコとの国境の壁建設資金を確保するために、国家非常事態宣言を行うと報道された(後に事実と判明)ことはドル安を通じてドル建て資産価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米中交渉進捗期待と米統計改善観測で堅調」

米中交渉進展期待を受けたリスクテイクの再開。
米中閣僚会合が開催されているが、足元の報道では何らかの進展がみられるのではと伝えられていることはリスク資産価格の上昇要因に(ただしライトハイザー通商代表は交渉内容に満足していないとされ、合意しないリスクも)。

米ニューヨーク連銀指数は改善の見込み。
米GDP、ISM製造業指数の先行指標であるニューヨーク連銀指数は7.0(前月3.9)と改善見込みで
あり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。ただし米サプライズ指数はマイナス圏に沈んでおり、予想を下回る可能性は低くない。

ヴァーレの尾鉱ダム免許取り消しによる供給不安の拡大。
ブラジル政府はヴァーレの鉄鉱石尾鉱ダムの事故を受けて、同社のブルクツ鉱山のダム免許を取り消し、同様の環境面を問題とした供給減少が増加するのではないかとの見方が広がっていることは金属価格の上昇要因に。


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