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LME指定倉庫在庫減少やテクニカルな買いで堅調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年2月21日 第1487号

◆昨日のベースメタル市場総括


「LME指定倉庫在庫減少やテクニカルな買いで堅調」

テクニカルな買い圧力の強まり。
インド・インドネシアの銅供給懸念、ヴァーレの尾鉱ダム事故の影響が非鉄金属(特にニッケル)に広がる可能性があることなど、環境面を意識した供給面が意識されていることは買い圧力を強めている。足元、テクニカルな取引が価格を主導しており引き続き買い圧力を強めた。

LME指定倉庫在庫の減少傾向持続。
景気に明確な減速感がまだ出てこない一方、供給面の問題などからLME指定倉庫在庫の減少傾向が継続しており、非鉄金属価格の上昇要因に。

FOMC議事録を巡りドル指数は乱高下。
FOMC議事録はハト派的な内容になるとの見方が大勢でドルが修正安(ドル建て資産高)となっていたが、実際に発表されるとFF金利の誘導レンジに関してメンバーが明確な意見を持たないとしたことでややタカ派とされドル高となり、ドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「ドル高進行や欧米統計減速で軟調も供給不安が支え」

FOMC議事録と欧州PMIの減速を受けてドル高進行か。
昨日のFOMC議事録は量的引き締めは年内終了見込みであるものの、利上げを否定しなかったためややタカ派。本日発表のユーロ圏PMI・独PMIは低水準を維持する見込みでユーロ安・ドル高となりやすいことはドル建て資産価格の下落要因に。

米フィラデルフィア連銀指数は減速見込み。
米ISM製造業指数の先行指標であり、市場コンセンサスの形成に影響を及ぼしやすい同指数は14.0(前月17.0)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

環境規制などに伴う供給減少懸念続く。
ヴァーレは追加で環境面を注視した生産停止命令が出る可能性があることや、インドネシアのグラスブルグ鉱山の地下オペレーション移行による減産、インドヴェダンタの銅精錬所稼働停止命令などで供給側はややタイトであり、工業金属価格の下支え要因に。


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