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英EU離脱期限延期観測を受けたドル安で堅調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年2月27日 第1490号

◆昨日のエネルギー市場総括


「英EU離脱期限延期観測を受けたドル安で堅調」

英国のEU離脱期限延期観測でユーロ高・ドル安。
英メイ首相がEU離脱期限の延期を容認すると報じられたことでユーロが上昇したことが材料となりドル安が進行、ドル建て資産価格の上昇要因に。FRBパウエル議長の議会証言は新味無し。

米景気先行指数は大幅な改善。
小幅な改善が見込まれていたが、131.4(市場予想124.9、前月121.7)と大幅な改善となり、米景気の先行き懸念が後退したことは景気循環系商品価格の上昇要因に。

テクニカルな売り圧力。
チャート的にBrent、WTIとも100日移動平均線を上抜けており、この水準を固めるとさらに上昇しやすいが、同時に上髭も長くテクニカルな売り圧力が強まりやすい環境にあることは結果的に価格の上値を押さえることとなった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「原油在庫減少とドル安進行で上昇も米朝会談を控えて頭重い」

米石油統計で在庫は予想外に減少か。
米石油統計は原油在庫が+2.9MBの増加が見込まれているが、朝方発表のAPI統計では▲4.2MBの減少が確認されており予想に反して原油在庫が減少、原油価格の上昇要因となる見込み。

米朝首脳会談を控えた手仕舞い売り。
英メイ首相がEU離脱期限の延期を容認すると報じられたことでユーロが上昇したことが材料となりドル安が進行、ドル建て資産価格の上昇要因に。FRBパウエル議長の議会証言は新味無し。

英国のEU離脱期限延期の可能性。
頑なに期限延期を否定していた英メイ首相が「3月29日に合意なしでEUを離脱するのは、議会の明確な同意があった場合だけだ」と発言したことで期限の延期観測が強まり(問題先送り)、ユーロ高が進行しやすいことはドル安を通じてドル建て資産価格の下支え要因に。


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