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欧米統計減速と株価の調整で軟調も指定倉庫在庫減少で下支え
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル・週末版)

2019年3月25日 第1505号 週末版

◆昨日のベースメタル市場総括


「欧米統計減速と株価の調整で軟調も指定倉庫在庫減少で下支え」

欧米製造業PMIの減速を受けた景気への懸念。
景気循環系商品価格に対する影響が大きい欧州製造業PMIはドイツが44.7(市場予想48.0、前月47.6)、ユーロ圏が47.6(49.5、49.3)、米国が52.5(53.5、53.0)といずれも減速、世界的に景気の減速懸念が強まったことは景気循環系商品価格の下落要因に。

米長短金利逆転を材料とする株価の調整。
FOMCで利上げの打ち止めが決定されたが同時に、バランスシートの縮小も9月末で終了することが決定されたことで短期・長期金利が逆転、昨年末と同様米国景気の先行き懸念が強まったことは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続。
LME指定倉庫在庫は1月以降、アウトフローの増加が確認されており、銅、亜鉛、アルミなどの払い出しが継続、水準は低下している。倉庫保管場所の変更取引の可能性もあるが統計上の在庫水準は低下しており非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「ドル高進行と欧州景況感悪化で下落も在庫減少が下支え」

リスク回避のドル高進行。
欧州の経済統計が減速しており、米国も減速しているが欧州ほどではないこと、英国のEU離脱を巡る交渉が難航、ハードブレグジットとなる可能性が排除できなくなってきたことからリスク回避のドル高が進行しやすく、ドル建て資産価格の下落要因に。

独IFO景況感指数は減速の見込み。
ドイツの日銀短観であるIFO景況感指数は、期待指数が94.0(前月93.8)、現況指数が102.9(103.4)の見込みだが、欧州のサプライズ指数は大きく悪化しており予想よりも弱い数値となる可能性があることは景気循環系商品価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続。
LME指定倉庫在庫は1月以降、アウトフローの増加が確認されており、銅、亜鉛、アルミなどの払い出しが継続、水準は低下している。倉庫保管場所の変更取引の可能性もあるが統計上の在庫水準は低下しており非鉄金属価格の上昇要因に。


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