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ドル安やOPEC減産継続で上昇も米中協議難航報道で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年3月20日 第1503号

◆昨日のエネルギー市場総括


「ドル安やOPEC減産継続で上昇も米中協議難航報道で下落」

米中貿易交渉は難航との報道。
市場、とくに株式市場が米中貿易交渉の妥結を期待して織り込んでいたが、昨日の報道では中国側が合意に関しては「中国の法律に準拠する」といった条件を付けようとするなど妥決が困難であると判断されたことはリスク資産価格の下落要因となった。

OPECプラスは4月会合を見送り。
OPEC閣僚会合では4月のOPEC・OPECプラス会合の開催を見送り。4月時点でOPECの減産解除決定がなくなったことは供給面で価格の下支え要因となった。

予想比強い欧州統計やFOMCを控えドル指数は下落。
FOMCが開催中だが「市場よりの内容(ハト派的な内容)」になるのではとの期待感が高まっており、独ZEW期待指数も市場予想を上回るなど、ドルがジリ安となったことはドル建て資産価格の上昇要因となった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「強気の米石油統計、OPEC減産で堅調」

▼米石油統計は原油在庫減少の可能性。
米石油統計は原油在庫が+0.6MBの増加になると見込まれているが、朝方発表のAPI統計では▲2.1MBの現象が確認されており、同時に石油製品在庫も減少していることから予想外に強い内容になる可能性があり原油価格の上昇要因に。

▼米中貿易交渉難航観測を受けたリスク回避の動き。
市場、とくに株式市場が米中貿易交渉の妥結を期待して織り込んでいたが、昨日の報道では中国側が合意に関しては「中国の法律に準拠する」といった条件を付けようとするなど妥決が困難であると判断されたことはリスク資産価格の下落要因となった。

▼FOMCはハト派的な内容になるとの見方を受けたドル安。
市場はFOMCの年内の「利下げ」を意識し始めており催促相場的な様相を呈している。市場ではFOMCがハト派寄り(市場寄り)の決定をするのではとの見方が広がっており、ドル建て資産価格の下支え要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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