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米統計改善に伴う米景気への楽観から上昇もドル高が重石
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年3月6日 第1495号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米統計改善に伴う米景気への楽観から上昇もドル高が重石」

米経済統計予想外の改善による米景気への楽観。
米GDPの先行指標であるISM非製造業指数は59.7(市場予想57.4、前月56.7)、新築住宅販売は+3.7%(▲8.7%、+9.1%)と予想外の改善となり最大消費国である米国の景気への楽観が広がったことは景気循環銘柄価格の上昇要因に。

李克強首相の所信表明演説で材料出尽くし感。
中国李克強首相は全人代の冒頭で所信表明を実施。成長見通しを2年振りに引き下げると同時に、大規模な減税などの景気テコ入れ策の実施を発表した。しかしこれは既定路線であり1月以降織り込んできたこともあって材料出尽くしと受け止められ下落要因となった。

米経済統計の改善に伴うドル高進行。
予想外に米経済統計が改善したことでドル高が進行したことは、ドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「原油在庫増加とドル高進行で軟調推移」

▼米石油統計は予想以上に在庫は増加か。
米石油統計は+1.3MBと増加の見込みであるが、朝方発表されたAPI統計では+7.3MBの増加となっており、予想以上に在庫が増加する見込みであることは原油価格の下落要因に。

▼米ADP雇用統計高水準維持を受けたドル高圧力。
米GDPの先行指標であるISM非製造業指数は59.7(市場予想57.4、前月56.7)、新築住宅販売は+3.7%(▲8.7%、+9.1%)と予想外の改善となり最大消費国である米国の景気への楽観が広がったことは景気循環銘柄価格の上昇要因に。

▼米ベージュブックでの景気判断。
米国の経済統計は強弱まちまちとなっており、先行きの見通しは不透明である。基本は減速局面にあるとみられるが、現在の景況感を米連銀がどのように判断しているかに注目。ただし、金融引き締めを当面見送るという姿勢が変化するには至らない可能性。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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