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ドル高進行と米統計減速で下落も米中合意期待が支え
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年3月5日 第1494号

◆昨日のベースメタル市場総括


「ドル高進行と米統計減速で下落も米中合意期待が支え」

リスク回避のドル高進行。
米中協議が最終局面との報道があったにも関わらず、材料出尽くしと米建設支出の減速を受けて株価が下落、米大統領の疑惑追求などの政局不安でリスクテイク意欲が後退、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

米建設支出は予想外の減速。
米建設支出は前月比▲0.6%(市場予想 +0.1%、前月 +0.8%)と予想外の減速となり、米国の住宅セクターの減速感が意識されたことは建材需要の減少観測を強め、非鉄金属価格の下落要因に。

米中通商協議は最終局面との報道。
米経済諮問委員会ハセット委員長が、「米中通商協議は最終局面で、合意の可能性が高い」と発言したことで何らかの合意に至る、との見方が強まり景気への懸念が減速したことはリスク資産価格の上昇要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「中国の対策期待と米中貿易交渉合意期待で底堅い」

全人代開幕での李克強首相の所信表明。
全人代の開幕に当たり、李克強首相が所信表明をする見込み。市場はGDP成長目標の数値を現行の6.5%前後から6~6.5%と幅を持たせる形にすると見ており、見通しの下方修正から景気循環銘柄価格の下落要因に。

米中貿易交渉最終合意期待。
米ハセット経済諮問委員会委員長が米中が最終合意に近い、との見通しを示したことで全人代後の米中首脳会談前に何らかの合意に至る、との見方が強まってることは景気減速懸念を後退させ景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米ISM非製造業指数は減速の見込み。
米GDPの先行指標の1つであり、個人消費の指標であるISM非製造業景況指数は57.4(前月56.7)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に。個人消費やISM製造業指数の鈍化もあり、場合によると市場予想を上回る減速となる可能性も。


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