CONTENTSコンテンツ

中国統計悪化、米朝協議決裂で下落も強めの米統計で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年3月1日 第1492号

◆昨日のエネルギー市場総括


「中国統計悪化、米朝協議決裂で下落も強めの米統計で上昇」

米GDPは市場予想ほど減速せず。
米GDPは過去の指標ではあるものの商品価格に対する説明力が高いが、前期比年率+2.6%(市場予想+2.2%、前期+3.4%)と市場予想ほどの減速とならず、景気循環系商品価格の上昇要因に(ただし前期からは伸びが減速している)。

中国製造業PMIは予想を上回る減速。
中国の景気減速感が強まっているが、製造業PMIは49.2(市場予想49.5、前月49.5)と閾値の50割れの状態が続き、統計自体も前月から減速、世界2位の経済国の景気減速観測が強まったことは景気循環銘柄価格の下落要因に。

米朝首脳会談は予想外の決裂。
これまでの報道では実績を焦る米国と制裁解除を期待する北朝鮮が何らかの合意に至るとの期待があったが、核放棄と制裁解除の考え方で折り合えず決裂、リスク回避姿勢が強まったことはリスク資産価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「米統計減速と地政学的リスクへの懸念から軟調も底堅い」

米ISM製造業指数は減速の見込み。
米GDPの先行指標である米ISM製造業指数は55.7(前月56.6)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に(ただし先行指標であるシカゴ購買部協会指数は改善しており予想外の改善の可能性も)。

米外交の難航を受けたリスク回避の動き。
米GDPは過去の指標ではあるものの商品価格に対する説明力が高いが、前期比年率+2.6%(市場予想+2.2%、前期+3.4%)と市場予想ほどの減速とならず、景気循環系商品価格の上昇要因に(ただし前期からは伸びが減速している)。

OPECプラスの減産維持方針。
OPECの関係者のコメントとして、OPECにロシアを加えたOPECプラスは減産を年末まで継続する公算が大きく、在庫が現在の水準から5年平均水準に低下するまで協調減産は続くと伝えられたことは原油価格の下支え要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について