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ECBの追加緩和期待と米中首脳会談開催期待で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年6月19日 第1554号

◆昨日のエネルギー市場総括


「ECBの追加緩和期待と米中首脳会談開催期待で上昇」

ECBの追加緩和観測。
ECBドラギ総裁が会見で、追加緩和の可能性について示唆したことを受けて金融緩和観測が広がり、金融面で市場が支えられるとの見方が強まったことは、インフレ系資産価格の上昇要因となった。

トランプ大統領米中首脳会談の方針を示唆。
米トランプ大統領は習近平国家主席と電話会談を行ったと発表、G20で首脳会談が行われる見通しが示されたことは、景気への過剰な懸念を後退させ、リスク資産価格の上昇要因となった。

ECB緩和観測を受けたドル高の進行。
ECBの緩和期待を受けて欧米金利差が拡大、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因となった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「FOMCの過剰緩和期待後退と米中交渉進捗期待でもみ合い」

FOMCでは過剰な利下げ期待が払しょくされる公算。
市場はFOMCでの年内3回利下げを織り込んでいるが、足元、そこまでの利下げを実施するほどの環境にはなく、恐らく今回のFOMCでその過剰な利下げ期待を修正すると考えられ、実質金利上昇・ドル高進行で原油価格の下押し要因に。

米中対立緩和期待を受けた景気への過剰な悲観論後退。
ECBドラギ総裁が会見で、追加緩和の可能性について示唆したことを受けて金融緩和観測が広がり、金融面で市場が支えられるとの見方が強まったことは、インフレ系資産価格の上昇要因となった。

米原油在庫は予想ほど減少せず。
米国の需給緩和観測が強まっているが、本日発表の米石油統計では原油在庫は▲1.8MBの減少見込みであるが、朝方発表のAPI統計では▲0.8MBの減少にとどまっており、予想ほど原油在庫が減少しない可能性があることは原油価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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