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米中対立継続と中東情勢不安を受けた景気への懸念で軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年6月14日 第1552号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中対立継続と中東情勢不安を受けた景気への懸念で軟調」

G20では米中首脳会談は行わないとの見方。
トランプ大統領は、「中国が一度行為した条件に戻らなければ、会談は行わない」と発言したことを受けて今月のG20での米中首脳会談が行われない、との見方が強まっていることは、リスク資産価格の下落要因に。

中東情勢悪化を受けた景気への懸念。
ホルムズ海峡を航行していた日本の船舶を含むタンカー2隻が武装勢力の攻撃を受けた、との報道を受けて中東のイランを巡る緊張が高まり、原油供給途絶や価格上昇が景気にマイナスに作用するとの見方が強まったことは非鉄金属価格の下落要因に。

米国の利下げ期待の高まり。
トランプ大統領は繰り返しFRBに利下げを要求、市場も景気刺激のための利下げを織り込みつつあり、6月のFOMCで方針を固め、7月に利下げを実施するのではとの期待が高まっていることは、インフレ資産価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「景気への懸念から軟調も中国の経済対策期待が下支え」

G20では米中首脳会談は行わないとの見方。
トランプ大統領は、「中国が一度行為した条件に戻らなければ、会談は行わない」と発言したことを受けて今月のG20での米中首脳会談が行われない、との見方が強まっていることは、リスク資産価格の下落要因に。

中国の重要統計は減速の見込み。
本日、予定されている経済統計では、中国の固定資産投資(1-5月期 前年比+6.1%、1-4月期+6.1%)、工業生産(前年比+5.4%、+5.4%、年初来+6.1%、1-4月期+6.2%)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

中国政府の経済対策実施期待。
中国政府は地方政府の資金繰り支援並びに公共投資促進を企図して、シャドーバンキングの再開も含む金融緩和に踏み切っており、年後半に公的需要が増加するとの期待が高まっていることは非鉄金属価格の上昇要因に。


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