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米メキシコ問題進展を受けた買戻しで上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年6月11日 第1549号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米メキシコ問題進展を受けた買戻しで上昇」

米メキシコ問題進展を材料とするリスクテイクの再開。
移民問題の進展を受けて、株などのリスク資産価格が上昇、市場のリスクテイク意欲が回復したことは、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米メキシコ問題進展を受けたドル高進行。
米国は移民問題に進展が見られたとしてメキシコに対する制裁を見送り、株などのリスク資産価格が上昇する中で米長期金利も上昇、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因となった。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米メキシコ交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因となった。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米中問題難航やドル安などの強弱材料混在でもみ合い」

米中交渉は進展しないとの見方。
G20では米中首脳会談で合意、と伝えられていたが、昨日の中国外務省報道官のコメントではそれを肯定しておらず、米国は「首脳会談が行われなければ追加制裁」と発言しており、首脳会談見送りとなる可能性が高まっていることはリスク資産価格の下落要因に。

米生産者物価指数伸び鈍化を受けたドル安圧力。
足元、米長期金利上昇によりドル高が進行しているが、本日発表の米生産者物価指数は伸び率に若干の鈍化(前月比+0.1%、前月+0.2%、前年比+2.0%、+2.2%。コア指数+0.2%、+0.1%、+2.3%、+2.4%)と減速見込みでドル安圧力がかかりやすいことはドル建て資産価格の上昇要因に。

LME指定倉庫在庫の減少は継続。
景気減速懸念が強まっているが、LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続しており、非鉄金属価格の下支え要因に。


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