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米雇用統計の悪化を受けて終始軟調に推移
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル・週末版)

2019年6月10日 第1548号 週末版

◆昨日のベースメタル市場総括


「米雇用統計の悪化を受けて終始軟調に推移」

米雇用統計の減速を受けた景気への懸念。
ADP雇用統計が市場予想を大きく下回る前月比+2.7万人(前月+27.1万人)となったが、米雇用統計は+7.5万人(市場予想+17.5万人、前月+26.3万人)と予想外の減速となり、需要減速観測を受けて景気循環銘柄の下落要因に。

米経済統計減速を受けた利下げ期待。
米雇用統計が予想外の減速となり、FRBが年内に利下げを行うのではないかとの市場の期待が高まっていることは、インフレ資産価格の上昇要因となった。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米中交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「中国貿易統計の悪化で下落も米利下げ期待で買戻し」

中国の貿易統計は輸出入の減速が確認される見込み。
市場予想は輸出が前年比▲3.8%(前月▲2.7%)、輸入が▲3.3%(+4.0%)、貿易収支は232億ドル(138.4億ドル)と、貿易戦争の影響が不可避となる見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因となる見込み。

米国はメキシコに対する関税を取り下げ。
米トランプ大統領は、メキシコ政府との交渉で不法移民問題で合意、メキシコに対する関税引き上げを無期限で延期したと取り下げたと発表したことは過剰なリスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因に。

米国の利下げ観測。
米雇用統計が市場予想を下回り、景気減速懸念が強まったため米国の利下げ期待が高まっていることは、リスク資産価格の上昇要因に。


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