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米国のメキシコに対する制裁緩和期待で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年6月7日 第1547号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米国のメキシコに対する制裁緩和期待で上昇」

米国のメキシコへの制裁緩和期待。
米国はメキシコに対する関税賦課を先送りする、との報道を受けてリスク回避の姿勢が弱まったことは、リスク資産価格の上昇要因に(ただしペンス副大統領はこれを否定)。

リスク回避姿勢の弱まりを受けたドル安進行。
ECBは金融緩和期間の延長を決定したものの、米国がメキシコに対する関税賦課を先送りしたことによるリスクテイク再開の影響が大きく、ドル安が進行したことは、ドル建て資産価格の上昇要因に。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米中交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「統計改善や生産緩和期待で投機の買戻しが入り上値余地探る」

米雇用統計はADP雇用統計よりも強い数字になる見込み。
ADP雇用統計が市場予想を大きく下回る前月比+2.7万人(前月+27.1万人)となったが、本日の雇用統計は+17.5万人(前月+26.3万人)と高い水準を維持する見込みであり、予想通りであれば景気循環銘柄の上昇要因に。

米国のメキシコへの制裁緩和期待。
米国はメキシコに対する関税賦課を先送りする、との報道を受けてリスク回避の姿勢が弱まったことは、リスク資産価格の上昇要因に(ただしペンス副大統領はこれを否定)。

米国・欧州の利下げ期待を織り込んだリスクテイクの動き。
市場は米国の利下げ(すでに年2回)を織り込み始めており、ECBも市場は利下げを織り込みつつあり、それを材料に株価が上昇、リスクテイク意欲が回復していることは、ここまでの下落もあって買戻し圧力を強め、非鉄金属価格の上昇要因に。


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